過去にアキシャルギャップモーターの開発を行った経験があります。
アキシャルギャップモーターは、一般的なラジアルギャップモーターとは異なるトルク発生原理を持っています。半径が増えるほどトルクに寄与し、厚みを増やしても直接的なトルクには影響しません(銅線を巻くスペースが増えるため、実際には若干の寄与がありますが)。
アキシャルギャップモーターの利点としては、以下の点が挙げられます:
- 高出力密度:薄型設計でも高トルクを実現できるため、限られたスペースでの使用に適しています。
- 軽量化:従来のラジアルギャップモーターと比較して、同等の性能を維持しながら軽量化が可能です。
- 設計の自由度:圧粉磁心の使用により、複雑な形状のモーターコアを製造することができ、設計の柔軟性が向上します。
アキシャルギャップモーターの用途としては、以下の分野で広く導入を検討されています:
- 自動車:特にハイブリッド車や電気自動車において、限られたスペースで高トルクを発揮するために使用されています。
- 産業用ロボット:高精度かつ高効率な動作が求められるロボットの駆動部に採用されています。
また、リニアモーターなどの開発経験もありますので、一般的なモーター以外のご相談もぜひ承ります!
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